ジャーナリスト 藤田和恵氏による
    郵政事業の現場ルポ!


郵政民営化 現場の実態を暴く!



民営化
という名の
労働破壊

発行 大月書店 定価¥1400

 


  増える自殺者、過労死、地域切捨て、下請け業者の廃業…。今、民営化の背景で何が起こっているのか。

  公から民への移行―民営化・規制緩和による
  非人間的な実態を告発する
  迫真のルポルタージュ

*主な目次

第1章 郵便局の現場

増える自殺者/過労死を招くJPSと深夜勤/ノルマ達成のための自爆/パワーアップ研修

第2章 しわ寄せはどこに向かうか

ゆうメイト/下請け業者/地域切捨て/JPU

第3章 民営化の代償

宅配便の労働実態/高齢者施設の民営化の下で/鉄道の民営化と安全性/航空業界の規制緩和と相次ぐ事故/自治体業務の民間委託/斉藤貴男さんに聞く

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著者紹介
〈藤田和恵〉1970年東京生まれ。早稲田大学法学部卒業。北海道新聞入社。本社報道部、東京支社東京政経部を経て退社。フリーライター。『世界』06年3月号にルポ「郵政民営化の大合唱の陰で」を発表。

 
   


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 伝送便編集長、
       池田実が問う

   シリーズ第二弾!



 郵政の内部から見た民営化の問題点と提言
 郵政民営化
 −郵便局はどこへ行く− 
池田実著

  
発行 現代書簡 定価¥2000

 
  誤配、遅配、欠配。おまけに大量の破損郵便物。さらにDM汚職だの、果ては選挙違反によって組織のトップまで逮捕されるに至る。ここ、郵便局はその官僚の事業の私物化による腐敗と荒廃が頂点に達しようとしている。
 官僚支配に異議を唱えて果敢に闘った伝統的な労働組合は、今は労使協調という路線の下、官僚支配のおこぼれの何割かを占めることでようやくその命脈を保つに過ぎない。
 日々、配達先で、勧誘先で、相談先で、毎日のように叱責されるのは現場に働く私たちである。しかも、官僚による失策は現場労働者のリストラという形で責任を取らされるのである。
 現場には、決定権の一握りほども与えられてはいない。全ての決定権は官僚が握っているにもかかわらず、その決定の責任は全て現場が負わなければならないのだ。
 官僚が食い潰してきた事業のツケを、私たちが負わなければならないのである。日々街角で罵倒され、賃金を減らされ、職場を追われることによって。
 郵政事業の民営化は、そういう状況を少しは変えることができるだろうか?
 確かに、肩書きが変わった官僚どもには少しは経営の責任感というものが芽生えるかもしれない。しかし、経営責任を真っ先に負わされるのはリストラされる現場労働者であることにはまったく変わりはない。
 人間を追い出した職場がどうなるか、例えばJRの例を見ればそれがよく解る。世界に冠たる定時運行を誇ったかつての国鉄の影はみじんもない。もはや交通インフラとしてはあまりにも不安定なシロモノになってしまった。しかもそれは日々ホームから人を転落させながら、つまり人の命を日々奪い取る企業ともなってしまっているのである。

 郵政の民営化は、次にどのようにこの国を、社会を荒廃させていくのか。伝送便池田編集長が問う、第二弾。
 官僚の独占支配を排し、さらに資本による労働者の使い捨てをも許さない、社会的経営の道はあるのか?
                        (多田野 Dave)

 
   

            目次から
   
   はじめに

第一章 郵政省が消えた日
仮の看板「郵政事業庁」  復活した「オール郵政」  郵政省解体が阻止された日 小泉厚生相の不敵な笑み 基本法の中身

第二章 ガラスの新型郵政公社
旧三公社とは何が違うのか 良い所取りをねらう郵政官僚 経営トップは総裁に 本社、地方支社はどうなる 決算主義へガラリと変わる会計制度 連結決算でファミリー企業も一蓮托生 公務員めぐり人事院と攻防 労使関係はどうなる

第三章 クロネコ、ペリカンが手紙を配る日
公取委との攻防 焦点はダイレクトメール(DM)の自由化 全国サービスは低下するか 高い日本の郵便料金 郵便赤字の本当の原因 公社で投資が自由に 日通ペリカン便統合のシナリオ 公社全員採用の罠

第四章 郵政を食い尽くす天下りOBたち
天下りトップ独走の郵政省 天下りの値段 巨大郵政商社郵政弘済会 分社で入札を住み分け 郵便利用者の会の怪 小包赤字の元凶−(財)ポスタルサービスセンター 天下り会社は儲け、郵政赤字は雪だるま どこでも一〇〇〇円のメモリアルゆうパック 止まらない豪華施設建設−採算度外視で天下り先開拓 かんぽの宿−簡保福祉事業団の公営ホテル 秘密の資産運用 一転、総務省が情報開示決定下す 増殖するファミリー企業

第五章 郵便局の病巣

ノルマ地獄、ゆうパック年一〇五個 パワーアップ期待職員 ノルマが引き起こしたダイレクトメール汚職 自腹購入した切手を廃棄処分 引き抜かれる簡保職員 簡保から人も情報も流出 進む個人情報収集 ICカードの恐怖 郵政情報センターの行方

第六章 赤字の元凶、郵便番号七桁化
金食い虫だった新型区分機 日立製作所参入で価格暴落 内示か単なる製造確認か 故障続きの新型機械 誤配・不着・破損郵便物が急増 送達口数調査のウソ 処置なしグチャグチャ郵便

第七章 民営化戦略「郵便新生ビジョン」
聖域のない郵政改革 確信が持てなければ施策中止も 大口優遇 庶民は切り捨て ゆうメイトの反乱

第八章 分割なき郵政民営化の道
郵政公社は単なる通過点 多様な民営化 不可欠な民営化 特定局制度廃止が郵政改革の試金石 地域住民と労働者による下からの郵便局革命

 あとがき
 
   

  
        

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手紙が哀しい
 今、郵便局が危ない

 

  “凍えるような吹雪の中も、焼け付くような真夏の炎天下でも、郵便局員は毎日もくもくと走り続ける。 人里離れた山奥から、渡し船で行く島々、高層のビル街まで、一年三六五日、朝から晩まで郵便局員の姿を見かけることができる。 街の喧噪や寂寞、四季の移ろいをその身に包んで、郵便局員は毎日仕事をしている。 人々の喜怒哀楽、そして季節さえも運び、届ける。つらい時も、「郵便屋さん、ごくろうさま」という温かい声にほっとしながら、待つ人のいる家々に向かう。 こんな仕事に誇りを持ち、郵便局員は今日も、風を切って走り続けている。
 だが今、「郵便屋さんが泣いている」。”
   (『郵便屋さんが泣いている』“はしがき”から)

 伝送便編集長、4・28被免職者でもある池田実氏が世に問う渾身の一作。官僚どもが蜘蛛の巣のように張り巡らした利権の網の中で、郵政事業が今少しずつ絞め殺されていく。
 郵政事業に巣くう病理が、この国の根本的な問題を照射する。
 もはや郵政事業は立ち腐れていく以外にないのか?それとも、新たな社会的事業として再生させることは可能なのか?
 いずれにせよそれは、この国に巣くう官僚システムをどう制御し、人々の社会的決定権をどう確立していけばいいのかという、根本命題に再度挑戦する以外はない。

 
   

郵便屋さんが
  泣いている 
ー郵便局腐蝕の構図ー 池田実著

  発行 褐サ代書館  定価 \2000

               ●目次から
   
  序 章 ●野中公務の反撃   第五章●今、郵便局がおかしい  
  第一章●談合と天下り   第六章●癒着する全逓労組  
  第二章●郵便番号七桁化をめぐる天下りと     コスト増大   第七章●郵便局の病巣  
  第三章●利用者無視、迷惑な七桁化   第八章●郵便局の改造計画  
  第四章●急増する郵便物被害と事故    
   


 
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伝送便 別冊 (2002年6月) 

  ただ今絶賛発売、注文受付中!  
   
   
  発刊にあたって
    『伝送便』編集長 池田実

 5月のパリ、青い空の下で数十万の市民が叫んでいる。反ルペンを訴えるそのデモ隊の中に、ひときわ鮮やかな黄色の旗が何本も翻っていた。風になびくその旗には「SUD」の文字が踊っている。
 SUDの3文字が日本の労働者に広く知られるようになったのは、その1年前の2001年6月の来日がきっかけである。郵政全労協、全労協などの招請に応えて、フランス労働運動の中にあって躍進めざましいSUD労組の2人の労働者が来日してからだ。SUD−PTT(郵便電信電話労組)とSUD−Rail(国鉄労組)の2人の組合員は、各地を精力的にまわり、フランス労働運動の新しい息吹を日本の労働者に伝えていった。2人は、模索する日本の労働運動にヨーロッパの熱い旋風を吹き込んだのである。この冊子は、その記録である。
 
定価¥700 注文はWeb上でも!

 
   

        ●目次から
 
   発刊にあたって  
   フランス労働運動の新たな潮流  
   SUD-PTT 誕生  
   【講演】 SUD-PTT  
   【インタビュー】 フランス労働者は今  
   SUD訪日記 日出ずる国へ  
   【資料】 フランス郵便部門−アリアンス計画  
   編集後記