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何でもかんでも不平等扱い!     (04.01)
期間雇用社員はつらいよ

世間では非正規社員を物品扱いして、安易に解雇する案件が後を絶ちません。
  日本郵政グループでは約21万2000人の非正規社員が雇用されています。郵便事業会社に限ってみれば正規対非正規の割合が4対6で、人数に関して言えば非正規社員中心の職場であります。しかし待遇面ではまだまだ正規社員中心の職場であることには変わりありません。
  郵政省・郵政事業庁の頃までは非常勤職員を正規職員の補助的な要員として採用しており、職務内容も正規社員の補助的な内容、採用期間も一日任用の毎日更新を基本にしていました。
  ところが民営化を目前にした日本郵政公社になった頃には、JPSをはじめ経営効率施策を次々に行い、非正規社員の雇用が一挙に拡大しました。そして、非正規雇用者の問題が続々と噴出してきました。

  私の所属する静岡県S支店では郵政公社発足と同じくして新集配システムを導入し今日に至っています。集配外務の多くの期間雇用社員は現在も新集配システム導入時と同じ五時間契約のままであり、6時間以上の契約社員は集配三課の期間雇用社員全体の一割くらいしかいません。
  正社員登用の条件となる月給制契約社員の条件を満たすのは、一割の時給制契約社員であり、さらにその中からふるいをかけるという、管理者の恣意的な判断によっての人事評価がまかり通っている現状です。
  私は1月に強制的に班異動させられましたが、そのときの所属課長の口上は現状の人員配置では私の能力を持て余しているからとのこと。しかし、異動してみると、そこは以前の担当者が電動自転車で配達していたところであり、私が自動二輪車での配達で、交通規制があると言うことを差し引いても、前任者以上の能力を必要とする地域とは思えませんでした。

 苦情相談に対する脅し

そんな日が続いていたある日のこと、スキル人事評価が行われました。評価をやる前から現状維持という評価を下されていたのですが、私は今の評価になって二年以上経過しています。毎回不満な評価ですので、思い切って今回苦情相談制度を利用することにしました。

  総務課から用紙をもらった翌日の勤務開始前に所属課長に呼び出されました。
  課 長:苦情相談するそうだが、組合としての対応か?
  あずさ:いえ、個人としての対応ですが。
  課 長:おまえは人事評価に何の問題があるんだ。休職明けだから楽な通配区をやらせているのに不満があるのか?。それに現状でおまえの言う3区以上は 超勤なしでできるのか?評価を下げたいのをこっちは我慢しているのに文句あるのか!

  と、勤務開始前から集配課フロア内に響き渡るくらいの大声で罵倒されました。その場の雰囲気を仕事に引きずりたくなかったので、その場から立ち去り職務に就きました。
  その後労担に呼び出されたので、苦情相談での事でまた嫌みを言われるのかと覚悟して、総務課に入室したところ、別室に案内されました。別の意味での嫌な予感が的中しました。それは3月19日の年休取得に関しての事でした。

 不当な労働争議介入

労 担:19日にS支店でユニオンがストライキをするという噂があるが。
  あずさ:そうーなんですか?
  労 担:なぜ、年休を入れたのか?
  あずさ:急な私用ができたので
  労 担:ユニオンがS支店でストライキを行うと会社側に通知があったのだが、誰がストライキを行うの?
  あずさ:さー?私にはわかりません
  労 担:ストライキを行うと知らないで年休取得しようとしたの?
  あずさ:私は個人的な用事ができたんで年休取得しました
  労 担:ストライキの参加者名簿の中に松本あずささんの名前があったらどうするの?
  あずさ:何かあるんですか?
  労 担:あるさ、年休なんて認められないじゃん
  あずさ:意味がわかんないんですけど
  労 担:ストライキ(争議行為)をするのであれば当然、有給休暇は不承認になる。わかっててやっているのかな?
  あずさ:理解ができないです
  労 担:別にいいんだけどね、個人的に年休取得して休む分にはね、来週になれば誰がストライキをするかわかることだから、松本あずささんの名前があればそういう対応をしなければならないので、事前に確認しておきたい。
  あずさ:ふーん
  (中略)
  労 担:最初にねえ、覚悟はできてますかって。人の上に立つにはいろいろと苦労があるんじゃないのかなあってねえ。そういう覚悟ができて今もやっているんだったらいいけど、何で年休を出したのか気になってね。3月4日に出しているから、3月4日の時点でストを決行するいう情報を知っていたならば、当然年休なんて有効にならないわけだし、なんらかの理由があって出したのか疑問でね。
  あずさ:ちょっとねえ出かけるんで・・・。
  労 担:個人的な理由があるというならそれはそれでということで。

  こんな会話があって、組合差別というか普通に話してくる労担の言動が全く持って理解しがたい。私を完全に見下しているというか、言葉にしがたい屈辱です。
  その後、まだ苦情相談の結果が通知されていません。苦情相談の事務手続き上の不備の欄に、所属課長から苦情相談の申告に際し、不当差別発言に対して反論をしておいた。特に、時間内で自己完結していないとの評価に関しては、大多数の期間雇用社員が、毎日時間前着手を行っている現状を放置しているのは問題であること。これは私に対する不当な差別発言であり、恣意的な人事評価の結果を肯定するものだと記入しました。

(松本あずさ)