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【伊豆高原郵便局パワハラ暴力傷害事件に対する損害賠償請求裁判】
東京支援集会に70名が駆けつける            (06.04)

呼びかけ人、鈴木英夫さん

5月17日、東京・日本教育会館において、70名を集め、「山田さんを支援する東京集会」が開催された。
渥美俊雄さん  この集会は、3月の浜松及び4月の名古屋において連続的に開催された学習交流集会の成果を集約する集会である。

集会には、原告の山田君とご両親の三人が参加したが、山田君は事件によって発症した障害(PTSD)によるフラッシュバックにより、事件の具体的な話になると、自己制御ができなくなることから、自己紹介後、別室で集会が終わるのを待った。
  裁判の時も同じように、山田君自身は法廷の中には入らず、弁護士事務所などで裁判が終わるのを待っているのである。これがこの事件の現実なのである。

 ご家族の傷心に胸を痛める

息子を守り抜こうとする山田君のご両親の発言には集会参加者全員が心をうたれた。
  三重県四日市市から、息子の前途を期待して遠くまで送り出したものの、わずか5年足らずで、障害の療養という目的で帰郷せざるを得なくなったわけだが、その障害の原因が、局長等のイジメ・暴力行為であったのだから、ご両親の悔しさや怒りは想像に余りある。

 ほぼ全員からのいじめ

50人ほどが勤務する旧集配特定局であった伊豆高原郵便局の中で、山田君に対するイジメ・暴力行為に加わらなかったのはたった4人だ。その他の職員は、程度の差こそあれ、何らかの形で山田君に対して加害行為を働いていた。
  そして、決定的なのは、局長や局長代理が、職員が見ている前で、山田君に対する攻撃を行っていたということである。
  この暴力的支配によって、有無を言わせぬ凍り付いた職場の空気を作り出し、その結果、それぞれの職員は自分が第二の山田君にならないように加害者の側に立たされたということであろうか。
  そしてまた、事件の経緯などをご両親から聞く中で、労働組合のロの字も話の中に出てこないのである。これは、伊豆高原局内に存在する労働組合(旧全郵政、現JP労組)が、組合員である山田君への攻撃を黙認、または、加担していたとは言えないだろうか。

 憲法の生存権をかけた闘い

大人のADD&ADHDの会集会では、郵産労東京地本や郵政ユニオン東京地本・関東地本から、山田裁判を全面的に支援するという決意が語られ、NPO法人「大人のADD&ADHDの会」からも、障害者団体と労働組合が連携し、障害者にも働きやすい職場を作ろうとアピールされた。
  また、大阪から参加した郵政ユニオン組合員や岡山から参加した郵産労組合員、そして、仙台から参加した郵産労組合員は、それぞれの地方で是非とも同様の集会を実現したいという発言がなされ、これからの「支援する会」の発展に期待がふくらむ。
  そして集会のまとめとして、郵産労本部・山崎委員長から、「弱い人こそ働きやすい職場を作ろう。この闘いは憲法二五条、生存権を守る闘いだ。この闘いを職場に広げ、人権闘争の頂点に位置づけよう」という決意表明が行われた。

  山田君の闘いを全国に広げ、人権侵害を許さない社会的陣形を作り上げることが勝敗を決すると言っても過言ではない。その第一歩が、この東京集会である。

(「山田さんを支援する会」呼びかけ人、鈴木英夫)

*参照:伊豆高原郵便局での執拗ないじめと暴力

次回裁判のお知らせ
    2つの裁判があります
・人事院・公務災害不服申し立て棄却の取り消しを求める行政裁判(第2回)
  6月12日(金) 午後1時15分から 静岡地方裁判所
・パワハラ暴力傷害事件損害賠償請求裁判(第4回)
  7月22日(水) 午前11時から 静岡地方裁判所沼津支部
 6月12日は静岡7月22日は沼津です裁判所が違います。
 多くの皆さんの傍聴支援をお願いします。

*資料:山田さんを支援する会通信№5(PDF448KB)
  「被告、郵便局株式会社・村上亙の提出した第1次準備書面に対する反論書」が収録されています。生々しい現場の恐怖支配の様子が克明に記されています。