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またも現場にしわ寄せか     (12.02)
精神主義的ノルマの尻叩きに繁忙計画は机上の空論

今年も年賀と言う国民的(?)な行事がやって来つつある。
  とは言っても、郵便関係社員にとっては、今年も営業ノルマを課せられ事業会社、局会社を問わず販売相手の奪い合いを繰り広げなければならない。

局会社は『購入申込書』を返送してもらう場合、通信事務郵便(依頼信)以外に料金受取人払い(後納)扱いにして、事業会社に持っていかれない努力をしている。年賀状そのものは独占なはずだが、骨肉の争いを味方同士で繰り広げるに過ぎない。
  発行枚数で言えば昨年42億枚、今年36億枚、対前年87%しかないのに発売日の前倒し、9月頃から「年賀状如何でしょうか」と言っても「まだいらない」と言われる始末。そして、発売日前日までに目標値の3割の予約が入ってなければレポートの強要、11月末までに6割の予約+販売実績がなければこれもレポート強要となる。

私の支店では、外務社員8千枚、期間雇用社員3千枚となっているが、勿論レポート提出をしなければならない。逆に優成者は、営企室前の壁に花丸入りの名前が張り出されている。
  民営化後日締め処理となっているが、親戚・近隣から頼まれた年賀状は非番などの休日に持ち帰る人が後を立たない。端末操作をするわけだから、休暇でも売り上げたことになる。
  会社は、「翌日でいいからお金を入れるように」と言うが、タダ働きの実態を揉消すだけになっている。今後、不払い賃金とコンプライアンス違反であることを追及していかなくてはならない。

 効率優先、現場無私

年賀状は売ったら終わりではなく、差し出しされれば配達をしなければならない。
  勿論準備作業も自分達で行うのだが、支店年末年始繁忙営業推進本部の立ち上げで、支店長が総務主任を集めて「今年は例年と違う年賀となる。外務アルバイトはゼロ、廃非・廃休もしない、2パス100%で大区分無し」と大手を振るったみたいだ。

昨年から短期の配達アルバイトを無くす施策が行われているが、全く持って無しにした所のほうが少ないだろう。昨年も少なかったが各班2~3人はいた。元旦はゼロにした。それは一日に限っての事であって連日となれば誰が道順組立をするのか、もしくは配達をするのか、年明けに大きくのし掛かる問題となるだろう。

大区分無しも眉唾のような話ではなかろうか。
  区分機の能力が極端にアップするとは思わないし、読み取れないものも多く混在するのが年賀の特徴で、誤区分などは必ず人手が掛かるようになる。
  大区分の時間が減っても、道順時の確認作業は減らないので、扱う量が変わらなければ絶対数の時間が必要となる。
  廃非・廃休がないと言うのは、『賃金削減日本一』を目指す支店長が言い出したことだろうが、そこまでしてもサービスの低下、一通でも多く元旦に配ることは、やっぱり無理があると思う。私にとっては休みが普段どおりあるのは願ったり叶ったりではある。
  本誌が届く頃、この状況がどうなっているのかハッキリしているだろう。元気で乗り切り年明けの報告をしたい。

(岡山 ふぅ3)