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デパコツ繁忙―現場の超人的努力で乗り切る       (02.02)
時間指定に追われ旧番地処理に追われ

今年度の私の年末年始は昨年までとは違い、年賀担当ではなく対面配達でした。
  書留、速達、小包等の配達だけで年を越す初めての経験でした。
  年賀ハガキをさわったのは元旦の配達だけでした。
  郵便外務のアルバイトが集まらなかったのは例年通りでした。

さて、対面配達の状況です。
  JPEX頓挫で、小包は今まで通り郵便事業が取り扱うことになりました。
  12月27、8日まではお歳暮とクリスマスゆうパックの配達で、目の回る忙しさでした。事業会社だけでは対応できませんので、請負業者の応援でなんとか配達を終えました。

この配達で困るのが、午前、午後1、午後2、夕方、夜間と指定された小包の配達です。
  指定された時間帯に配達しなければなりません。
  特に、配達時間を細かくチェックして、1分1秒でも早くまたは遅く配達するとすぐに苦情を言う地元デパートのお歳暮ゆうパックと、Y社の通販商品に注意しなければなりません。
  しかし苦労して、指定された時間内に配達先に行って不在だと、少し頭に来ます。

また時間帯指定を表示する文字が大変小さいため、見落としやすいのも問題です。
  大量に到着し、山と積まれた小包の中から時間帯指定を見つけ、区分けするのは一仕事です。時間帯別に色分けされた大きなシールを貼れば良いと思うのですが、デパートから差しだされる小包にはそれが出来ないのが現状です。
  一つの時間帯指定小包のために大回りをしなければならないことが多々あります。

次に困るのが、旧番地表示や住所表記が不完全なものが多数あることです。
  私が配達する地区は、10年前から新居住表示に変わり始めた所です。ところがそれを知らずに、相変わらず旧番地を書いてお歳暮を送るお客さんがかなりいます。
  また番地を書いていない物や、現在では使っていない小字、町内会の名称を書いた物もあります。
  これらを調べるのに時間がかかります。
  そしてデパート差し出しゆうパックは、直接お客様に連絡を取ることが禁止されているため、電話でお客様に新番地を聞いて確認することができません。その場合は課長代理を通す事になりますけれど、課長代理も忙しくてつかまらないことがあります。
  余計な手間をかけさせるな、と言いたくなります。

ところで、私は1月1日の年賀配達の応援をしました。
  時間の無駄でしかない出発式は無く、雨や雪が降らなかったこともあって配達は順調に行き、12時までに全ての年賀状を配達し終えました。
  そこまでは良かったのですが、その後がいけませんでした。

午後は通常郵便物の配達です。
  期日が迫っている物や、消印が押してある物だけを配達すると思っていましたが、物数が少ないので、全ての通常郵便物を配達しろとの指示が出ました。
  その日の配達は17時から18八時までかかりました。翌日の準備をして、業務を終えたのは20時ごろでした。

正月一日ぐらい早く家に帰させろ、と思いました。皆同じ思いだったのではないでしょうか。

このように、重大な事故はなく表面上は無事に終わったかのように見える年末年始ですけれど、問題は数多くありました。
  それを現場の人間の超人的な努力でかろうじて乗り切ったというのが私の感想です。 

(福岡T・S)