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【荻原君宅支える会会報No.15より転載】
3月8日付で控訴!       (03.23)
ゆうメイト不当雇い止め裁判、高裁へ

不当判決から10日目となる3月8日、広島高等裁判所岡山支部に対する控訴状を提出し、控訴審で係争していくことになりました。

  いつも、私の裁判へのご支援、大変ありがたく存じます。

荻原君宅支える会会報No.15平成20年5月に始まった私の裁判の判決が、平成22年2月26日に岡山地方裁判所で言い渡されました。「原告の請求をいずれも棄却する。訴訟費用は原告の負担とする。」 これが言い渡された判決の主文です。

主文は、誰がみても分かるように、完全敗訴でした。しかし、今回の判決を受け入れられないのは、主文のみに問題があるのではありません。裁判所の判断にも誤りがあり、それが私のみならず、郵政で働いている全ての期間雇用社員にとって許し難いことになっているからです。
  以下にその主な部分を抜粋し、その問題点を記します。

「原告は、原告のような非常勤職員の勤務実態等に照らすと、原告と公社との間の雇用契約は期間の定めのないものに転化していたから、解雇権濫用法理が類推適用されると主張する。上記認定事実によれば、確かに、原告は公社の時代に10回にわたって更新を繰り返し、常勤職員と変わりがないといえるほどの仕事をこなし、原告のような非常勤職員は公社の業務にとって必要不可欠な存在であったということができる。しかしながら、公社及び被告の時代を通じて勤務年数が3年未満の者が約37%、5年未満の者が半数を超えていることに照らすと、契約更新が常態化していたとまではいいがたいし、非常勤職員はあくまで常勤職員の補完的立場にあったものである。」

公社の時代を通じて勤務が短い社員が多いということは、新しく入った社員が多いということであり、短期間のうちに契約更新を拒絶したということを示すものではありません。また、何らの根拠も示すこともなく、非常勤職員はあくまでも常勤職員の補完と決めつけていることに、大きな問題があります。

「しかしながら、本件雇用契約は平成19年10月1日から平成20年3月31日までの6か月間で終了し、一度も更新されたことはないのであって、雇用契約が反復更新されたとか、雇用継続に対する期待に合理性があるとはいえず、解雇権濫用法理が類推適用される前提となる事実関係を欠くというべきである。もっとも、初回の期間雇用であっても雇用継続が合理的に期待される特段の事情がある場合には、初回というだけで直ちに解雇権濫用法理の類推適用が否定されるわけではないけれども、本件雇用契約においてかかる特段の事情は見当たらない。」

特段の事情は見当たらないとなっていますが、公社時代に雇用契約が反復更新されていることが、特段の事情に該当するものであり、解雇権濫用法理の類推適用されるべきものです。

「なお、原告は、スキル評価において、基礎評価給の評価項目はすべて○(できている)、資格給の評価項目はAランクに達していたことが認められるが、スキル評価の評価基準には運転そのものに関する項目がなく、交通事故を発生させてもスキル評価には影響はなく、ある程度の能力を持った者が、ある程度の期間、真面目に取り組 んでいれば、原告のようにAランクの評価を受けることは少なくない。」

ある程度の能力を持った者が、ある程度の期間、真面目に取り組んでいたとしても、Aランクに達するとは限りません。現在、交通事故発生者には、スキル評価の切り下げなどが行われているし、交通事故を起こさなくとも、スキル評価のアップはなかなか認められていません。

ほかにもあげれば、まだまだキリがないほど、裁判所の判断には誤りがあります。
  また、今回の判決は、原告側の言い分をすべて排斥し、被告側の言い分ばかりを認めています。控訴しても、これ以上の悪い判決は出ないと捉えることもできます。
  このような不当な判決を到底受け入れることはできません。

広島高等裁判所岡山支部平成22年3月8日付で控訴しました。広島高等裁判所岡山支部で係争していくことになりました。
  しかし、裁判は一からのやり直しになるわけではありません。証拠類はそのまま利用されます。新たな証拠を見つけ出すなどして、既に提出した証拠に対する裁判所の判断に誤りがあるということを証明しなくてはなりません。
  控訴審は、早期に終結する可能性があり、残された日は多くありません。
  4月26日までに、控訴趣意書を提出しなくてはなりません。
  これからも、私の裁判へのご支援のほど、宜しくお願いいたします。

控訴人 萩原和也

3・4本社前集会報告

3月4日に郵政労働者ユニオン、郵政産業労働組合、郵政倉敷労働組合、そして「郵政労働運動の発展をめざす全国共同会議」の共催で行われた本社前集会に参加してきました。
4.3本社前集会  岡山からは、萩原君、小倉代表、私を含め、計6人の参加でした。
  今回の集会も去年に引き続いて郵政非正規労働者の労働条件改善を主軸においたもので、全国から会場に集まった郵政非正規労働者の心の底からの叫びは多くの人達に共感を呼んでいました。

その後、国会議員会館で会社側の人事部、総務省の役人、国会議員との意見交換会を行いました。
  会社側の回答は回答にすらなっておらず、非常に憤りを感じ院内集会るものでしたが、総務省の役人の方は、滅多にない機会だからなのか、真剣に聞いて下さったのが好印象でした。
  そして、議員の方々が親身になって私たち非正規労働者の話を聞いて下さり、改正民営化法案に私たち非正規労働者の労働条件改善の項目を取り入れる働きかけをすることを約束していただき、とても勇気づけられました。

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上訴に伴う緊急力ンパのお願い

平成22年3月17日

長期間にわたり、萩原君の不当雇い止めに対する闘いに、ご支援・ご賛同いただき誠にありがとうございます。
  この度の判決では、既報の通り萩原君の主張が裁判官には全く認められず『不当判決』が下されました。あらためて、萩原君が被告となる郵便事業株式会社から受けた酷い労働実態を高等裁判所にきちんと真実を吟味.してもらうべく、同封いたしましたニュースの通り3月8日に上訴いたしました。そのため、引き続き萩原君が闘うことに支
える会として力強く支援していくために、皆さまから更なる財政支援が必要となってまいります。

  皆さまにおかれましても、昨今の厳しい経済事情にさらされていることは想像に難くありません。そんな中で、会費をご普請していただいた上で、カンパをお願いするのは大変恐縮であります。何卒、今後の萩原君の闘いと支える会の活動に対してこ理解をしていただき、同封いたしました振込用紙にてカンパにご協力いただけたら幸いです。
  尚、今まで振込手数料は「萩原君を支える会」で負担しておりましたが、会の財政を非常に圧迫しておりました。誠に申しわけありませんが、今後は経費削減と振込手数料分の有効活用するために、振込していただく方に振込手数料をご負担していただくことといたします。何卒、ご理解とこ協力をよろしくお願いします。

萩原君を支える会事務局一同
  *カンパ振込先
  郵便振替口座:01320-4-86685
  名 称 : 萩原くんを支える会(カンパ)