パワーハラスメントによって受けた傷は癒えることはない
3月26日付で紹介しました、“「証券事故(?)」を本社に通報した社員にパワハラ!!”という記事を読んでという方からメールを頂きました。かつて私もパワーハラスメントに悩み職場を辞してしまったと。了解を得た上で、一部固有名詞等を修正しご紹介します。
突然のメールにて失礼いたします。
サイト上で職員のパワハラに関する記事を読んで、以前郵便局に勤め、同じような被害を受けたものとして、一言言わせていただきます。
私は、1994年に愛知県内の特定局(今は特定局とか普通局という呼称はないみたいですが)に採用され、3年間巡回業務をしたのち、普通局、貯金課へと異動しました。
普通局の郵便業務では深夜勤務も経験したり、貯金課に配属されたときには主任を命じられ、充実した日々を送っていました。その頃には結婚もして、忙しいながらも幸せなときでした。
そんな中、02年に○○郵便局に移動したある日、とあることがきっかけでパワハラに遭いました。
元はといえば、担当者の引継ぎがなく(しかもその日はその人は休み)、事務センターへ送るべき給与預入の書類を送らずに振り込まれないというミスでした。
結局自分のミスとして扱われ、「お前はここにいる必要はない」とか言われました。当の担当職員の謝罪もなし。
その後、事あるごとに何かあると「始末書を書け」と言われます。結局書きましたが。自分の保身のためということがミエミエです。
当時私も朝起きてもぐったりして、会社に行く気がしませんでした。このまま(局に)居続けたら、いまこの世にいないかもしれないと思います。
相談することもなく会社を退職したことには後悔していますが、もし相談したとしても取り合ってくれないのが普通でしょう。上には甘いですから。
郵便局を退職してからは、いろいろ職を転々として、今も失業状態です。
パワハラやセクハラで苦しんでいる人は、日本郵政だけではありません。大企業や中小企業などの会社の規模や従業員の数なども関係ありません。まだ職があるだけでもマシです。職がなくて困っている人はもっといます。自殺する人が年間3万人いるということはわかっているはずです。
私が言いたいのは、今の上司や経営者、ひいては今の日本には、「思いやり」がなくなったと思います。
成果主義に追われ、人間関係が希薄になり、年功序列や終身雇用が崩壊した、民営化になった郵政はサービスの低下が著しい。特に郵便事業はひどい。誤配はあるのはまだ許しますが、集配で親展扱いのはがきを路上に落としていきました。それは私の住宅ローンの借入残高証明書でした。これがほかの人にバレたら最悪です。
何か困っていることがあったら声をかける、誰かが手伝ってくれたら「ありがとう、助かったよ」とねぎらいの言葉を与える。そういうことは、9年間在籍していて感じたことはありませんでした。少なくとも、○○郵便局では。
私が直前までアルバイトで勤めていた職場では、ねぎらいの言葉を何回もかけられました。ですから、たとえ給料が安くても、仕事に対する意欲が比べ物にならないほどあったのです。
「7年もたって何をいまさら」とお思いでしたら、一向に構いません。そう思うのであれば、上に書いた文章の当事者の考えと同じということになります。
パワハラやセクハラで一番問題なのは、当事者にその意識がないということだと読んだことがあります。被害者の方の心情はお構いなしです。
当時の当事者のことは今でも私は忘れていません。許すことはできません。当時の職員の住所録を持っているので、できることなら自宅へ行って押しかけたいくらいですが、そんなことをしてはいけないので・・・。 ちょっと話がそれてしまいました。
長々と書きましたが、最後に、被害者の方の一日も早い回復を祈りつつ、この文章を終わりにします。
