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「ひげ・長髪」へのマイナス評価は違法    (04.07)
神戸・灘支店「ひげ裁判」に勝利判決!

勝利判決に笑顔満面

「ひげ・長髪」を理由に、人事評価をマイナスにしたのは人権侵害として、神戸・灘支店で働く芝英機さんが、神戸地裁に損害賠償を求めて提訴していた判決が、3月26日10時半から神戸地裁204号法廷で言い渡されました。

*Web伝送便記事―「ひげ」を理由にパワーアップ研修 (09/04.01)

この日の判決公判は「ひょうごユニオン」をはじめ郵政OB、現役の郵便屋さんも含め約60人が集まり、傍聴席は満席、廊下まで人は溢れて判決の時を見守りました。
勝利判決  法廷の中から「拍手」が聞こえ、新聞記者も携帯で勝利の一報を忙しく伝えていました。

この日の判決理由では、「男性職員の髪型及びひげについて過度の制限を課するものというもので、合理的な制限であると認められない。・・・人事評価についても評価権者に付与された裁量権の乱用又は逸脱するものであって違法であるというべきである。」との内容になっており、実質的な全面勝利判決です。

私たち郵政ユニオンは灘分会を中心に裁判闘争に支援連帯してきました。
  この判決を受けて、この判決を見守った郵政で働く人、新聞報道等で勝利判決を知った人に「想い」を寄せて頂きました。

(傍聴して 郵便労働者A)
  最前列、中央の席で判決を聞きました。被告(会社)は弁護士一人でした。左側には森弁護士、芝原告がヒゲ面で凛凛しく座っていました。後ろを見ると満席で、ひげ面の人が大勢いました。
  10時30分頃、矢尾裁判長と2人の裁判官が席に着き、書記官が全員起立を命じ、裁判の開始を告げました。すかさず裁判長が「主文 ヒゲは、限定解釈して身だしなみマナー基準に違反しない。被告は37万○○円を支払え」という風に聞こえました。
  拍手喝さい、どよめきが聞こえ、書記官に静止されてもしばらく止みませんでした。
  私も感動、興奮を覚えました。
  労働者が不当な処分、解雇、扱い、を受けた時は闘って使用者を糾してして行かなければならないことを証明したように思います。
  目の前で体験したことは忘れることはありません。

(判決の報を受けて 郵便労働者B)
  当然のことではあるが、会社の『ひげ』に対する不当評価や圧力が、いかに間違っているかが証明されたことは大変うれしい。今まで頑張ってきたかいがあった。これからも会社の人権を無視したやり方や圧力に屈せず自分自身を貫いていこうと想う。

(勇気に拍手!! 郵便労働者C)
  今の社会、「ひげ」の官僚もいれば、経営者もいます。「長髪」の国会議員もいました。ことさら「ひげ」「長髪」を問題にするのは前近代的な価値観の押しつけではないでしょうか。この判決は当然の事です。芝さんの勇気に拍手・拍手!!

(兵庫 通信員)

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  ヒゲでマイナス考課は人権侵害、郵政職員が勝訴(読売新聞 3月26日夕刊)

日本郵政グループの「郵便事業会社」灘支店(神戸市灘区)職員の芝英機さん(58)が、ひげを理由に人事評価をマイナスにされ、給与を減らされたのは人権侵害として、同社に約157万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、神戸地裁であった。矢尾和子裁判長は「同支店の身だしなみ基準は顧客に不快感を与える場合に限定して適用されるべきだ。人事評価は違法」と約37万円の賠償を命じた。

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実は去年のWeb伝送便の記事を見て、その勝利の報を知りメールを送って頂いた方もいらっしゃいました。当該の方に直接エールを送りたいと。
  お名前は仮名にしています。なんとハワイからです(^_^;)。

多田野様。はじめまして。山下と申します。
  伝送便の芝英機さんの裁判の記事に多田野様のメールアドレスを見つけたので、芝英機さんの裁判勝訴ニュースの感想を是非芝英機さんに知らせたいと思い、メールしました。

芝英機様。

はじめまして。山下と申します。
  芝英機さんの裁判の勝訴をニュースで読んで、同じひげを生やす一人として、とても喜んでいます。ニュースの記事を読んだだけなので、詳しい判決は知りませんが、何より勝訴とのこと、おめでとうございました。

私は今ハワイの会社に勤めていますが、昔日本の会社に勤めていた時、口ひげを生やしたことをいじめられた経験があります。
  芝様と違い、製造業の研究職だったことや、同じ職場にひげを生やした人がいたことから、ひげを生やしても問題ないと判断したのですが、いろいろな人から、早く剃れだのいつ剃るんだなどとさんざん言われました。
  私が補助職でなく研究員だったので、ユーザーとの打ち合わせにも行く必要があることから、一部の人がみっともないひげはやめてほしいと考えたのでしょう。おかげで、最初からひげを蓄えるつもりはなかったのに、意地でも剃らないと決め、今に至っています。ちなみにその会社を辞めたのは家庭の事情でひげとは関係ありません。

芝様はJP労組でご活躍のご様子なので、職制から嫌がらせにあったものと察します。また、製造業と違い、第三次産業は人と接する機会が多いので、立ち居振る舞いをいつも気をつけねばならず、ご苦労が多いことと察します。
  写真で見る限りでは、芝様の身だしなみには何ら問題あるように思いません。一部の心無い中傷などは気にせず、これからもひげを大事にしてください。

山下 ホノルル