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【広 島】
雇い止め・雇用区分強制転換発生       (04.07)
期間雇用社員への一方的な解雇・不当極まりない不利益変更は許されない!

2月末、安芸府中支店では、3名の期間雇用社員(集配2名、郵便内務1名)に対し、雇用期間満了による雇い止め通告がされ、さらに1名の月給制契約社員が時給制契約社員に変更されるということが発生しました。

3名の期間雇用社員の雇い止めの理由として、業務ミスが多いことと配達時間の遅れ等を説明しました。
  しかしこれは必ずしも本人のみの責任とは言い切れないものが職場の実態としてあります。少ない要員配置の中で綱渡り的な業務運行を迫られ、あせりの気持ちも生まれとても余裕などありません。また、本人に対し仕事を教えられていないケースでのミスも発生しています。
  こういった中で発生する事故やミスに対し会社は個人責任を追及するのみであり、現状の分析や改善に対してはまったく何もしようとしません。

  私たちユニオン安芸府中支部は、ある一名の期間雇用社員に対し会社に雇い止め理由書を請求するよう言いました。すると課長代理に「そのような物はありません」と言われ、さらに郵便課長に問いただしても「ありません」とのまったく誠意のない対応をされました。しかし本人が帰宅した後で「雇い止め理由書を発行します」と連絡があったそうです。
  会社はそもそも労働者から雇い止め理由書を請求されたときこれを交付しなければならないということを知らなかったということになります。
  交付された内容も「当社は期間雇用社員就業規則第10条に基づき、勤務成績・勤務態度・業務遂行能力その他の事情を総合的に勘案して検討し、更新は不適当と認めたため雇用契約を更新しないこととしたものです」というマニュアルとおりの簡単なものでした。

 月給制から時間給へ「降格」

集配での月給制から時給制契約社員への雇用区分転換について。
  全国的にもまれなケースで、2月末から3月に行われた電話相談で岡山において2名が報告されています。私たちは当該社員に対し、苦情相談制度の説明をしました。
  個人として申立をしていくこととなり、申立書の記載や矛盾点についてアドバイスを行いましたが、最終的には苦情申立の提出は本人の判断で行いませんでした。
  しかしこの間会社に対し理由をきちんと説明するよう問い質し、根拠を出させることはできました。本人も人事評価の流れについてこれまでわからなかった部分がわかったとのことで、その中で評価者との対話が行われていないことが判明し、対話を行って欲しいと課長に申し入れたとのことです。

この他にも昨年から、多くの期間雇用社員が時給の切り下げを受けており、中には200円もの大幅な金額を下げられた人も数名発生しています。
  今回私たちユニオン安芸府中支部は、期間雇用社員3名の雇い止めと雇用区分強制転換について、3月5日会社に対し撤回を求め申し入れ書を提出しました。しかしながら会社側からは何の回答もありませんでした。

3月18日安芸府中支店前私たちは、ユニオン本部闘争指令第2号に基づき3月18日ストライキを決行しました。春闘要求実現と非正規春闘の方針の下、今回の状況に対する抗議の証として決意しました。
  支店前には他支部や地域共闘の仲間が多数結集し、支社・支店管理者が居並ぶ中整然とストライキを貫徹しました。

現在職場では、低賃金、半年ごとの契約更新、スキル評価、営業ノルマなどが大きな負担となって非正規社員を苦しめています。
  非正規労働者の処遇改善は安芸府中支部の支部運動の柱としています。
  今後も職場の点検を実施し、会社の不当な雇い止めや人事評価について追求していく構えです。

(広島通信員)