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「神戸1円裁判」不当判決に怒り!「控訴審」へ    (08.02)
~神戸長田・松田「無効確認訴訟」判決報告~

2008年6月、松田さんは「1円の過剰金を報告しなかった」ことを理由に、停職2日という過重な懲戒処分が行われました。この懲戒処分の無効確認を求めて同年9月に神戸地裁に提訴しました。

参考記事:憤懣!「1円」の過剰金で懲戒処分! (09/04.20)

「第2ランド」へ決意も新たに

8回の審理を終えて、原告側の主張としては、1.「過剰金」については、「払込現金取りまとめ表」の書面で、責任者であった当時の集配上席課長代理に報告を行った。2.(ア)処分の比例原則違反について、07年10月に導入された現金管理機の導入経緯、使用方法については、集配の職場において末端まで研修・取扱方法について厳密な指導はなかった。原告本人にも適切な取扱い方法の研修はされていなかった。(イ)原告本人の「病状」による注意力・記憶力の減退状況があったことから見て処分量刑は重過ぎる。3.処分の量刑について、同様程度以上の過失がありながら、一方では処分ではなく「注意」したのみ。松田原告のみ過重な「停職」処分が発令されたことは、「平等原則違反」であると主張してきました。

7月2日の判決は、神戸地裁・矢尾裁判長が社会的常識から逸脱した「1円の過剰金」による2日間の「停職処分」についてどう判断するのか注目されましたが、裁判長から主文「原告の請求を棄却する」と告げられました。
  判決は、実質的に会社側の「主張」を全面的に採用して、原告側の主張については門前払いの全く許せない「不当判決」を行いました。
  判決文は松田さんの「病状」について一定配慮しつつも、1.原告が行った「払込現金取りまとめ表」など書面報告については、積極的な申告が必要で報告とは認められない。2.欠損金を出したAさんより過剰金の松田さんの方が任意性において過失度がある。3.「証拠調べ」が終わり結審して以降の会社側の書証を採用している等、余りにも会社側の主張に偏重しており、これでは原告として「反証」する場がないなど、裁判所の訴訟指揮について疑問符を呈するところです。
  私たちは「不当判決」を絶対に許す事はできません。具体的な判決文への反証については、これから弁護士を中心に検討して対処方針を決めていきます。

みんなの力で「控訴審」を闘おう!

報告集会で今日の判決を、郵政ユニオン、他労組、地域の仲間がこの不当判決を見届けました。原告松田さんの主張を退け、会社側の主張を全面的に採用して不当判決が下されました。
  この判決を受けて「報告集会」が行われ、参加者から「怒り」「決意」が表明されました。
  各職場の闘いと現状報告が行われたあと、担当の森弁護士から「判決文」の説明、原告である松田さんから、処分への「怒り」が闘いの糧になった、と力強い決意表明がありました。
  懇親会では、参加者から「判決」への怒り、想いが語られ、森弁護士からは、まだ判決文を精査していないので皆さんの意見を聞いて早急に対処方針を詰める。
  参加者全員で「第二ラウンド」へ決意も新たに「控訴審」への方向性が確認されました。新たな闘いへのご支援をお願いします。

(郵政ユニオン神戸東播支部)