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Headline 2011

松田「一円裁判」和解が成立!    (01 .28)
「一円の過剰金事故」に対する停職処分を取り消し

日頃の活動、ご苦労様です。
  皆さまのご支援の下に闘ってきました神戸東播支部長田分会・松田組合員の高裁闘争に本日(1月27日)、決着がつきました。
  判決ではなく和解協議による決着となりましたが、内容的には私たちの主張をほぼ全面的に受け入れた勝利的内容となっています。
  この間のご支援を感謝しています。
  簡単ですが、ご報告させていただきます。
  和解文書については、今、裁判所にて作成中ということですので、その要旨ということでご理解願います。
  多くのみなさま、ありがとうございました。

2011年 1月27日
郵政ユニオン神戸東播支部
濱口 克己
 *参考―これまでの記事
 ・憤懣!「1円」の過剰金で懲戒処分! (09/04.20)
 ・「神戸1円裁判」不当判決に怒り!「控訴審」へ (10/08.02)
 ・松田さん「一円裁判」は大きな山場 (10/11.04)

松田「一円裁判」和解が成立!「停職処分」を取り消し!!

(「懲戒処分」の無効確認をもとめて)
  「一円の過剰金事故」を理由とした停職という「懲戒処分」は重すぎるとして、2008年9月に神戸地方裁判所に「懲戒処分」の無効確認を求めて提訴して、8回の審理をへて2010年7月に判決があり神戸地裁・矢尾裁判長は会社側の主張を全面的に採用して、「不当判決」を行いました。同月13日大阪高裁に控訴しました。

(控訴審にはいって)
  2010年9月22日午後1時15分から大阪高裁で控訴審が始まりました。
  8月31日、控訴人(原告)から、1.事故報告について、少なくとも書面報告は行った。2.当時の職務状況(サービス労働の実態)によって原告の症状が悪化していた事実。3.「懲戒の標準(目安)」からなる控訴理由書を提出して、第1回審理となりました。
  裁判所から被告会社に対して、「懲戒の標準」と照らして、本処分との関係性について見解を求めました。第2回の審理では、会社側から、「懲戒の標準」の存在について認めたものの、松田さんの「停職処分」の発令時については、「当時、懲戒処分の標準はなかった」とし「就業規則によって処分を行った」と処分に至る経緯が示されました。

(和解協議が成立)
  会社が出している「懲戒の標準」では、1万円以下の金銭の過不足金を発生させた場合、初回に限っては注意処分であるとの「目安」が明記されている。当時、「懲戒の標準」がなかったとしても、明らかに松田さんは初回の事案であり「停職処分」は重すぎたのである。
  2回の審理を経て、「和解協議」が始まりました。
  2010年12月に郵便事業会社から出された9項目からなる和解条項案にそって、具体的な協議に入り、2011年1月13日に松田満矢及ぶ弁護士から意見書の提出、18日の協議で最終案を提示しました。この1月27日の最終協議で郵便事業会社と松田満矢両者が和解条項案を受け入れ、和解が成立しました。

松田満矢代理人森弁護士の御尽力と郵政労働者ユニオンをはじめ支援者のみなさんの物心両面の御支援を受けて、松田さんを先頭に裁判闘争を闘い抜く事ができました。
  今回の和解条項の中で、総体的に概ね私たちの主張どおりの和解となった事を報告します。御支援ありがとうございました。

(和解条項要旨)
1, 郵便事業会社は、松田満矢に対してした平成20年6月12日付け停職2日間の懲戒処分を、平成23年2月末日までに取り消す。
2, 郵便事業会社は、松田満矢に対し、平成20年6月12日付け停職2日間の懲戒処分の結果、減額された未払い賃金として、9万7453円の解決金を支払うことを認める。

*資料
  ・郵政ユニオン神戸東播支部掲示板用報告 (PDF399KB)