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Headline 2011

非番が取れる代わりに賃金引き下げ?    (02.16)
契約違反を追及し休業補償をかちとる

契約書にはきちんと週何十時間という数字が入っている。にもかかわらず会社は、会社の都合で勝手に勤務時間の実質的な短縮を行った。時給で働く期間雇用社員には当然その働いた時間しか賃金が支払われなかった。これって契約違反?と会社をユニオンと共に追及。その結果が、以下の報告です。関東の仲間からの報告です。

私の勤務時間は1日6時間、週に6日出勤の一週平均36時間です。
  労働条件通知書にもはっきりと書いてあり、もう何年もそのままです。
  でも周りを見ると非番がいっぱい。ある日「なぜ私には非番が無いの?」と聞いてみました。返事は「1日8時間、週40時間、フルタイムで働いていないから」だそうです。……はいはい、そうですか。

そして何年か過ぎ、ある日突然「今日から皆さんにも非番を振ります。その為に新しい人も雇いました」と朝礼で周知がありました。もちろん私も喜びました。そして当然1週36時間平均を守る為、1日の勤務時間は7~8時間となり、週2日休めるとものと期待しました。
  ですが甘かったです。この会社が普通ではないことを忘れていました。
  その結果36時間は30時間となり大幅な収入ダウンです。期間雇用の収入が1万でもダウンしたらどうなるのか!!たまったものじゃありません。

私は会社側に必死でお願いしました。同時にスキルの苦情申告もしながら、時給が上がらないならせめて勤務時間を長くして欲しい、このままでは生活出来ないと必死でお願いしました。
  当時私の職場では毎日超勤していました。ゆうパックや書留の再配達は夜の9時までです。
  それなのに定時は20時15分です。超勤当たり前、し放題の職場だったのです。
  私は1日6時間ではなく7か8時間、週35か40時間にしてくれるように申し入れました。
  ですが1年以上もそのまま放置され、契約違反の状態は続きました。
  そして最終的に会社側は1日6時間、超勤絶対なし、定時にあがるように言ってきました。
  もっと働きたい、働きたいのに働かせてくれないのです!!

度重なる申し入れにも関わらず、すべて却下された私は仕方がないので、ユニオンの指示もあり、休業補償の精算を申し入れました。契約違反の責任を取ってもらう為です。
  昨年4月に申し入れをして、5月には精算すると言っておきながら、実際に支払われたのは今年の1月24日の給料日でした。なぜこんなにも時間がかかるのか?
  この間の会社とのやり取りは悲惨なものでした。激しくやりあい、とても人様にはお見せできません。なにしろ金払えと催促するのですから、借金の取立てのような気分です。
  途中何度も放り出したくなりましたが、乗り切れたのはユニオンがあったからです。

昨年末私は同じ混合の仕事をしている方から声をかけられました。
  「組合の話を聞かせて欲しい」と。そして職場の問題をたくさん聞き、みんなで話をしようと混合の方たちに声をかけ食事に出かけました。みんなでまとまろうよ、同じ気持ちで何かあったら一緒に会社に立ち向かおうと話し合いました。

休業補償が精算されて懐も気も大きくなった私たちは焼肉食べ放題に出かけました。二度目の食事会です。焼肉一年分食ったから次は和食ね、とリクエストされ、3回目の食事会も決まりました。
  今、混合の皆さんの結束は固まりつつあります。一人の問題は、みんなの問題、何かあったら皆で物申す空気が出来上がりつつあります。
  これから先65歳以上雇い止め問題や、期間雇用社員のリストラなど状況はますます厳しくなります。でも私達のこの結束さえあれば何とかなる!何とかなって欲しいと強く願います。

胡蝶蘭のプレゼント精算されるまでの数ヶ月間、それぞれの時給をお互いに知る事となりました。高い人はまだ良いのですが安い人は大変です。
  皆時給は安くて上がらないと思い込んでいたので、自分だけ一番安いと知り怒り心頭です。スキルの苦情申告のやり方を教えろと言われ、もう書き上げてしまったそうです。スキル評価もかえってこないうちからです。

この休業補償と引き換えにこれから先7時間8時間の勤務はなくなるなと思うと複雑でした。
  でもそんな気持ちを吹き飛ばす嬉しい出来事がありました。今回の精算の件で混合と集荷の皆さんからお礼にとお花を頂いたのです。胡蝶蘭です。3本立ての立派のものです。
  毎朝お花を見ながら皆さんの笑顔を思い出しては、この笑顔とずっと一緒にお仕事したいと思っています。

(郵政ユニオンの期間雇用社員 YMさんからの便り)