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Headline 2011

集配センターでは常態的な「欠配」が続いている?    (02.16)
欠区の頻発、サービス残業、見て見ぬふりの管理者

茨城県土浦市、そこの出島集配センターでは人員不足による「欠区」が常態化し、長時間、過密・過重労働に現場職員はヘトヘトになっているという。サービス残業も日常的になっているとし、その抜本的改善を求めて郵政ユニオンが要求書を提出した。
  紹介するのは本日(16日)日本郵便土浦支店前で行われたユニオンによる早朝ビラ入れ行動の、そのビラから転載します。

遅配解消と労働条件確保のために増員を
【出島の真実】

ビラ出島集配センターの集配業務は表向きは正常に行われていることになっていますが、現実は通配区の一区欠区は頻繁に行われ、ひどい時には二区の欠区や残留が常態化しています。
  郵便が1日おきにしか配達されていない地区があり、お客様に約束したサービスが行われていない状態に陥っています。

原因は言うまでもなく要員不足です。
  センターの通配区は5.5区、他に混合区と小包配達区があります。少なくとも始業時には区分作業のできる人が6人と小包区の1人の最低7人が必要です。速達等の配達(混合区)を考えれば早番や中動、夜勤を含めて9人は必要です。
  ところが、センターの外務社員数は正社員5人、フルタイムの期間雇用社員が2人、パートの期間社員が2人(一日5時間で週4日勤務と8時間で週3日勤務)の9人なので実質的には8人です。
  週休や年休の関係で最低限必要な人数すら配置できない日も多く、「欠区」にせざるを得ません。
  そうすると翌日は二日分の郵便を配達しなければならないので出発時聞が遅れ、遅配、残留につながる悪循環です。

当然、常態的な超勤となり、休憩時間もまともに取れません。
  夜勤者が始業時間の2時間前から働くのは日常茶飯事で、早番も常に超勤です。中には早番と同じ時間に出動して、帰るのは夜勤という人もいます。
  36協定時間を超え、「サービス残業」も蔓延しています。12月には5人中4人が月81時間を超すという異常な事態になりました。

こうした実態を担当課長は見ているのに何の対策もしません。
  もちろん欠区の実態も掌握しています。支店長、業務企画室長もこのことは報告しているので知っています。

もうひとつ問題なのはセンター発足時に予定されていた土浦支店での機械道順組立が行われていないことです。おまけに配達区分された物もきちんとはなっておらず、区分し直すという無駄な作業も発生しています。
  書留等もセンターには保管をしないはずなのに保管しているため授受管理が必要となり配達時間を削らざるを得ません。

地域住民からの郵便が届かない等の申告には申告者の郵便を抜き取って配達し、会社関係の郵便や期限の記された郵便物だけは配達するなど、問題を隠蔽し、その場しのぎのことを一年近くやってきています。
  こんなことを続けていては会社の信用を失い、お客様はもちろん私たち社員にとってもマイナスです。
  こうした実態を抜本的に改善し健全な職場環境へ戻すために下記の要求をしています。

要 求 内 容
  1. 出島集配センターでは、大幅な要員不足のために社員の連日の超勤等の懸命な努力にも拘わらず常態的な遅配や欠配が発生をしている。
      とりわけ、配達に必要な最低隈の要員配置ができないために「欠区」が続出していることは極めて深刻な事態と言わざるを得ない。
      こうした実態を解消するために3名の増員を行うこと。

  2. 上記のような状態の中で、いわゆる「サービス超勤」が蔓延、黙認されている状況にある。
      「サービス超勤」の実態について調査を行い、実態について組合に説明すると共に、未払いとなっている超勤については全て支払うこと。
      なお、「サービス超勤」の実態について確認できる資料がない等の理由で確定できない場合は、当該社員の記録、若しくは申し出に基づいて支払うこと。

  3. 出島集配センターの郵便物については土浦支店で道順組み立てを行うこと。

(郵政ユニオン茨城支部土浦分会)