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Headline 2011

原発20キロ圏内避難者に郵便を届ける    (04.07)
日本郵便福島郡山南支店からの現場報告

福島第1原発避難指示圏にかかっている市町村私の勤務する郡山南支店管内にも福島第1原発「20キロ圏内」の富岡町、川内村から2000人が避難している避難所があります。役場ごとです。
  先週末から月~金の平日10時30分頃から12時ぐらいまで、(状況によって午後も)避難所に届いている郵便物の配達と引き受けを行なっています。
  ただ、避難所の館内放送では個人呼び出しはできない(管理事務所)という事で「心当たりのある方は取りにきてください」と管内放送をしてもらっています。
  もちろん、ゆうパックや書留めなどは携帯番号等が書いてあれば、こちらで対応しています。(差出人も含めて)
  書留やゆうパックはだいたい配達になりますが、通常郵便物は簡単ではありません。結局、直接中に入っていって「○○さんいらっしゃいませんか?」とか聞いて回りますが、それでも見つからず渡せない郵便物も増えてきています。

4月4日には事業会社より以下のような周知がありました
  南相馬市、原町区、小高区  郡山支店交付
  富岡町、川内村         いわき支店交付

ただ、交付は4月9日まで、10日以降は避難先届け、転居届が無い場合は還付とのこと。こういった情報を知っている避難者がいったいどれだけいるのか?このような周知はあまりにも急すぎると思います。
  というか支店は避難所に周知する気もないようです。(聞かれれば答えるぐらい)

上記、郡山支店交付のものですが、郡山南支店にも社員と郵便物が持ち込まれています。 届け出のあった郵便物の探し出しを手伝っています。
  届けはないけど、何とか渡せないのかと思う物も少なくありません。
  支店長、今だに避難所施設に行かない。やっと郵便課長が今日、避難所施設に顔を出しました。すぐ帰りましたが。

やっぱり、この会社おかしいです。異常です。

続報です。
  とりあえず今日(4月6日)の段階で判った話ですが、原町支店内の郵便物が郡山南支店に13万通あります。差し出される郵便物は1日3000通。(差し出す人もすくないので)
  この郵便物は郡山支店交付と本社ホームページではなっていますが、実際には原町支店とその集配センター引き取りを希望するものがほとんど。
  転居届400件、コールセンター600件、計1000件分の抜き取り作業を行なっています。
  とりあえず、渡す方優先と本日周知がありました。
  で、郵便物は2パスにはなっていて「字」ごとにはなっていますが、1時間で3人分見つけるのがやっとだそうです。実際やってみてそう思います。

(日本郵便郡山支店 福田 崇)