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Headline 2011

郵便課長、またしてもパワハラ事件    (06.11)
郵政ユニオン呉支部機関紙5月10日号より転載

4月28日(木)午前9時7分頃、集配課のAさんは、配達に出る準備を終え、地下駐輪場出口付近で一時停止した。
ユニオン呉  郵便課長が安全立哨をしていた。
  右左右の3度確認し、左右確認板の文字は左側が「二段階」右側が「巻込」であることを確認後、バイクを発進させた。
  発進後5m程度登った頃、郵便課長から「おいっ!!」と大声で呼び止められた。坂道の途中において急停車の後、振り返えると、郵便課長が真っ赤な顔をして立腹している様子だった。

郵便課長から、さらに大声で「だめじゃ!!」と激しい叱責。さらに、「戻れ!」との激しい命令。
  やむなくバイクをゆっくりバックさせて一時停止場所に戻ると、「ちゃんと確認してなかったろうが!だめじゃ、やり直しじゃ」と大声で叱責される。
  「ちゃんと確認していますが・・・今日の字は二段階・巻込でしょう?」と主張すると、郵便課長からさらに大きな声で、「声に出して言ってないだろうが!」との叱責。
  「声を出して確認するようにとのことは一切聞いていませんが?」と主張すると、郵便課長はさらに顔を真っ赤にして立腹し、「もう一回止まって声に出して言え!」と命令した。

以上が概要だが、
1.「おいっ!」と大声で威嚇するように呼び止めることは人権を無視したものである。
2.「だめじゃ!」「やり直せ!」「声に出して言え!」と、一方的な上から目線での叱責は、注意指導の域を超えている。
3.Aさんの行動には何も問題なく、一時停止後の文字まで確認しているにも関わらず、再度のやり直しを命ずる理由がない。
4.声を出して確認ということは朝礼等でも一切周知命令はない。また他の社員には一切声を出すことを求めていない(当日も多数の社員に確認した)、Aさんだけに、声を出してないとのことを理由に、やり直しを厳しく叱責する理由がない。
5.Aさんが確認していなかったように見えたとしても、郵便課長に説明したのだから、自身の非を認めたうえで、「気を付けて行ってらっしゃい」等とねぎらいの言葉を発するべきだった。それが管理者としての当たり前の対応。

Aさんは、理由もなく激しく叱責されたため、精神的にダメージを受けて、途中で二度ほど事故を起こしそうになった。
  安全立哨は何のために行っているのか?事故を防止するために行っているのであれば、出発前に大声で叱責するなどという行為はもってのほか。
  郵便課長は、ミスを見つけて叱責することを目的に、立哨を行っていると言わざるを得ない。

何故か同課長は集配にやたらと首を突っ込む。6日の昼礼でもマイクを握った。郵便課のゆうパックの事故について謝るのかと思いきや、内容は営業。要するに、支店長向けのパフォーマンスではないか。
  他課に首を突っ込むほど暇なら、課長を廃止すれば良かろう。
  同課長のスタンドプレーを容認する支店長の責任も重い。
  配達に出発する社員を怒鳴るのは、事故を誘発する危険性がある。支店長には、社員が安全に働けるようにする「安全配慮義務」があるのだから、この様な立哨は止めさせるべきだ。

パワハラ課長の特徴

1.理由もなく大声を出す。
  これは相手を威嚇する事で、優位に立とうとする手段。ヤクザ映画によく出てくるシーン。
  2.説明をしない。会話をしない。
  説明能力がないので、一方的に叱る。ダメ親父の典型的パターン。また、説明する程知識がない。それを悟られないために、会話に入らない。
  3.謝らない。
  間違っていても訂正しない。賢者はこんな態度はとらない。
  4.よその課に首を突っ込む。
  他課の課長のメンツを潰し、目立とうとのパフォーマンス。自力が無いものがとる手段。

パワハラ課長の撃退法

1.関わらない。「おい」と呼ばれたら無視する。
  2.無視出来ない場合は、説明を求める。但し、まともな回答は期待しない。
  3.冷静に監察し、言動はメモする。
  4.支店の人権・コンプラ担当の業企室長に問題提起する。

事故多発の真の理由

最近、交通事故や業務事故が相次いで発生している。その度に支店長が朝礼の場で注意をしてくるのだが、中味は「ルールを守るように」とか「基本動作を徹底するように」という類の話ばかり。
  いかにも当事者だけに原因があると言いたいのだろうが、果たしてそうだろうか。

ここ数年、システムや区域の変更等により、特に対面区を担当する際、気を使う場面が増えた。誤配・未入力は当然の事、精通していない地域に行く場合は、一部転居等知る由もなく、恐る恐る不在通知書を入れるといった具合である。
  更に、ミスでも犯そうものなら、まるで重大犯罪をしたかのように責められる。実際それがいやで「配達する時ポストの前で2回も3回も郵便をめくって確認するので時間が掛かって仕方がない」といった話も聞こえてくる。
  朝礼での説教から始まる毎日。暗い雰囲気が職場を支配し、社員の表情と足取りは重く萎縮している。萎縮はミスを誘発する。悪循環である。

また、「不明なことがあれば役職者にすぐに相談するように」とも言う。
cut  しかし、課長代理に相談し、指示通りに処理したところ、後日客からクレームが入り、何故かその課長代理から叱られた、という笑えない話もあった。
  客からのクレームがある度に、作業指示がコロコロ変わるものだから、やりにくくて仕方がない。
こんな状況の下、社員は常に必要以上に緊張しながら仕事をしているのである。これに加えて最近では、「1日5件以上の営業レポートの提出」である。
  やるべき事が多すぎる!これこそ、本当の原因ではないのか。

以前ある脳科学者が「女性は同時に多数の事をこなせるのに対し、男性は1つの事にしか集中できない」と言っていた。悲しいかな我が職場は男性社員の方が圧倒的に多い。
  もっとも、「営業が第一!品質管理は二の次」が支店長方針なのだから、多少の業務事故は大した問題ではあるまい。
  その支店長、6日の朝礼でS社のゆうパック事故に触れて、「全国に恥をかいた」と訓示した。つまり、自分が恥をかいたのがケシカラン、というのが事故防止の理由。こんな本音が透けて見えるから、説得力は限りなくゼロ。

(郵政ユニオン呉支部機関紙5月10日号より転載)