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Headline 2011

特約ゆうメール営業のてんやわんや    (06.21)
システム化されない相変わらずの行き当たりばったりの営業施策

特約ゆうメールとは、年間の差し出し個数が500個以上あれば割引しますよという、明白に民間メール便をターゲットにした「商品」。その割引率は支店毎にある程度裁量が与えられているらしい。つまりクロネコメール便より1円でも安くしますよという営業ができるように。実際にそういう営業を行って、市場を「奪還」したのはいいけれど・・・という報告です。実際これで採算が合っているのかどうか根本的な疑問も湧いてきます。赤字を積み増すだけで終わらなければいいが、と。

現在全国どこの支店でも行っているはずですが、クロネコメール便からの奪還、特約ゆうメールの営業につきまして。

我が支店に4月1日付で異動してきた支店長が異常に力を入れているのが特約ゆうメールの営業です。
  曰く「郵便部数が減少したのは宅配便のメール便のためだ。特にクロネコメール便からの奪還に向けた営業を推進する」と。
  具体的には、配達先でクロネコメール便を見たら報告しろ。そこにピンポイントで営業をかけて特約ゆうメールの契約を結べ、と。
  支店長以下全管理者、法人企画課が集配課各班から上がってきた報告を元に毎日営業に回っています。
  今のところ営業をかけたところで、見積書の作成まで行けたのが30件。さらに契約まで行けたのがこぎつけたのは9件です。

最初は支店長の張り切りもあり社員も頑張っていたのですが、ここに来て現場ではブレーキがかかりだしました。契約を結んだ所に集荷しに行くのが結局は配達担当班だからです。
  集荷の時間が契約者の都合で決められていることがネックになっています。例えば集荷の約束の時間が17時だと、その日の郵便物数が少なくてもそれだけで残業になってしまいますし、物数が多いときには配達が終わらなくても一旦配達を中断し指定時間に集荷に行きます。そして集荷後の事務処理を全て終わってからでないと残りの配達に戻れないという段取りになってしまいます。
  また、集荷物数が多くてバイクに積み切れないときには支店に連絡して車を用意してもらうのですが、そうすると今度は約束の集荷時間を大幅に超えることになったりします。実際にそのようなことが起こり、その担当班はてんやわんやだったそうです。

毎度のことですが、行き当たりばったりの出たとこ勝負の仕事の段取り。仕事の全体の流れも無視して目先の成果ばかりを追う営業施策の矛盾の象徴のような事態です。これをやったらこうなる、と、先の事を考えないでやり始めるからすぐにぼろが出てきてしまいます。一番迷惑するのは現場の社員だし、契約したお客さんの方でもあります。
  早晩またクロネコさんに巻き返されるのではないでしょうか。

(報告:赤猫通信員)