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Headline 2011

人員不足と営業ノルマが現場を荒廃させる    (09.05)
次々と人材を浪費し使い捨てにする会社に見切りを付ける

以前、組み立てゆうメイトさんの雇い止め事案を報告していただいた椎木穂さんからまたご報告を頂きました。とうとう職場に見切りを付け7月末日付で退職されたとのことですが、その職場状況のご報告を聞くと、さもありなんという思いです。
  郵政の会社はどこもこういうまじめな方を片端から追い出しているとしか思えません。人材浪費会社です。

おひさしぶりです。椎木穂です。
  7月31日付で退職しまして、せいせいしております(笑)。
  これがまた離職票が全く届かず、やっと昨日(8月31日)届きました。これ遅すぎです。会社は退職日の翌日から10日以内にハローワークに届け出をしなければならない。そして退職者には退職の翌日から2週間以内には離職票が届かなくてはならない、とハローワークの方に聞きました。
  私の場合、まるまる1カ月もかかっています。ハローワークへの提出日を見ると8月23日になっていました。
  ま、そんな会社ですが。

常態的な人員不足

相変わらずの支店です。
  私が退職する以前に、企画室と集配課で2名の人が心の病で長期休んでおり、今現在はさらにプラス2名の方がで休んでいるそうです。しかも、その1人は集配課の課長らしいです。
  同じ支店内に4名も心労の人がいて、去年も春に異動してきた企画室の方が、心労で長期間休み、一度も出てこないまま秋に不自然な異動で他支店へ移りました。
  今の支店長&室長になってから5名もの人が心労で診断書をもらっています。(センターも合わせるともっといるかもしれません)
  これから年賀だ、なんだと騒いでいるのにまったくの人手不足です。

人手不足といえば集配のある班では・・・。
  配達区6区プラス混合・夜勤で通常8名出さないといけないのに、ゆうメイトが辞めてしまい、+1名心労で休んでいるため、班員の合計が8名しかいなくなってしまったそうです(もともと11名の班)。ですので毎日欠区状態。常時超勤が3~4時間で働いています。
  まだまだ猛暑の中、1日11~12時間外で走りづめです。
  支店長は簡単に「助け合ってやれ」と言うそうですが、助け合うも何も人数がそれだけしかいないのですから、どうしようもありません。班長さんはすでに班員への気遣い(心労)と毎日の過労で苦しそうにしているようです。
  経営推進会で、早急に人員を入れてくれと申し出たそうですが「入れてほしいなら誰か連れてこい」というようなことを言われたそうです。知り合いでも連れてこい、と言われたそうです。
  連れてこいとはどういうことでしょうか。人員の確保は会社がやるものではないのでしょうか。なぜそこの班の人が探してこないといけないのでしょう。

営業ノルマが現場を荒廃させる

心労で長期間休んでしまっている配達の人は、営業がネックで悩んでしまったようです。復興支援寄付金付きの切手の販売ノルマ等々。
  そもそも、復興支援切手はチャリティー商品ではありません。通常のチャリティー商品は、全額寄付もしくは通常価格の何割かを寄付です。お客様から上乗せしてお金をもぎ取り、ちゃっかり800円分は郵便局の利益にしているのですから、考えただけでも詐欺商品です。そもそもチャリティー商品にノルマがあるのもおかしな話です。

ノルマと言えば、私の支店では内務のゆうメイトの人にもノルマがあり、カタログが年間40個、かもめが300枚、復興支援切手が1シート(今は増えているかも)、その他レターパックも何枚か。年賀は去年が2500枚で、今年は20%増しとかいう話らしいのですが・・・。
  かもめについては郵便課の正社員が500枚というノルマだったので内務ゆうメイトの人が怒っていました。200枚しか差がないので。ちなみに配達の正社員は1000枚、総務主任は1100枚、代理が1200枚、配達のゆうメイトは600枚だったと思います。
  確か企画室や郵便課の社員は配達のゆうメイトと同じくらいのノルマだったと思います。いくら内務と外務といえど、外務のゆうメイトがなぜ内務の正社員と同じノルマなんでしょう。
  以前室長が「内務の人は休みの日に営業に行くのが当たり前だ」みたいなこと言ってました。企画室の朝礼で。しかも、手土産持ってみたいなことも言ってました。
  なぜ勤務時間外に仕事しなくてはいけないのでしょうか。
  あんただけ勝手に1人でやってくれ、と思って聞いてましたけど。

コールセンターや内務の人が週4日×4H×920円(これはマックスの金額、中には週5日×6Hの人もいますけど)一番少ない人で月5万8000円くらいしかお給料がありません。×12カ月で約70万~80万の年収。それだけの年収に対して、上記の出費です。
  皆さん御主人や家族の方に「何のために働いてるか分からないから辞めろ!」と叱られたそうです。なんでバイトやパートがそんなにお金を使わされるんだ、と。
  カタログ小包だって安くて2000円前後の物ですよね。それを40個。それだけで8万円。年収の10分の1です。
毎月、営業の対話をしているそうで、何日までにこれだけ売ってこい、とか言われるらしいです。
  コールセンターの人が言っていました。全部のノルマを達成するのに20万円以上使うんじゃないか、と。年収の約3分の1です。
  コールセンターの人達は、年賀のノルマを聞いてから10月からの契約を更新するかどうか決める、と言っていました。去年でも2500枚だったので、震災の関係でそれより上回るのは分かっているけど、と、皆さん心配していました。

近隣のある支店では、、6月のボーナス支給日に1集課長が朝礼で、「今日はボーナスが出るので、絶対にかもめを換金(はやく入金しろ、ということです)するように!」と発言したそうです。
  それってつまり、みんな自爆だからボーナスが入ったら各自入金しなさい、という事ですよね。お客様の注文分だったらいくらボーナス日だろうがお客様が指定した日にお届けしなくてはいけませんから。
  その支店の方々も失笑だったそうです。その支店って、向かいに(本当に正面に)金券ショップもありますし!

職場を辞したのを機に復興支援切手について郵便局のお客様センターに電話してみたんですよ。
  なんで20円分しか寄付されないのか聞いてみましたが、ちっとも回答になりませんでした。しどろもどろの男が「+の分が寄付という形になります」と言うので、ですからなぜ上乗せ分しか寄付されないのか?と聞いたのですが、同じこと言うだけで。
  「なんだ、全額寄付されないのなら買うの辞めます~」って電話切ってやりました(笑)。

(椎木 穂)