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研修所でのコンプラ違反―渉外社員へのパワハラ    (02.23)
郵政ユニオン呉支部機関紙2月10日号より転載

名ばかりの研修

先月、お客様サービス部の渉外社員を対象に『11、12月期の保険募集低実績者』が研修名目で宇品の研修所へ出張を命じられた。
  この中でマネジメントトレーナーの肩書きを持った郵便局会社の管理者による講話があったのだが、研修やら講話やらとは名ばかりの、参加している社員へのパワーハラスメントが行われたのだ。

言葉と態度の暴力

持参した書類の局長印が漏れている社員に対し、約30人いた出席者の面前で「このバカ!」と罵倒したのだ。罵倒された本人もだが、出席者全員が嫌悪感を覚えたにちがいない。
  実績の低い社員を雇っているこの会社は《社員にやさしい会社》だと皮肉ってみたり、普通の保険会社だったら雇ってもらえないなどと、まるで退職を強要するような恫喝をする。
  あげくのはてには「成績の良い社員は寒い中を仕事している、お前らには暖房代がもったいない」と、エアコンを切り、出席者は一日中寒さに震えるというひどい扱いもされた。
  「勤務時間の9時~17時45分は実績を挙げる時間である」「準備は時間外にせよ」と時間外労働を迫る発言をしたりと、まさに権力をかさにきたパワーハラスメントである。

会社の品格

研修とは話法を磨いたり、知識を増やしたりするものだと思う。
  怒鳴る役職者のストレス解消の場、自慢話を聞かせる場ではないはずだ。
  来年度、株式を上場しようとする会社が、コンプライアンス違反であるパワハラを黙認し時間外労働を強いるようでは上場失格だと言わざるを得ない。
  我が組合は日頃からパワハラに対して厳しい態度で取り組んでいる。
  これからも、このような研修に名を借りたパワハラを行い、会社がそれを許すなら、我々は黙っていない。

(郵政ユニオン呉支部機関紙2月10日号より転載)